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温度20℃湿度50%が理想です。

六本木・青山・広尾

聖徳記念絵画館

赤坂離宮から15分程歩いて明治神宮外苑へ。いちょう祭り開催中で大変な賑わいです。銀杏並木を見る前に、前々から興味があった絵画館へ寄り道です。 聖徳記念絵画館です。外苑前の銀杏並木の一番奥に鎮座する建物と言えば、あれかと思い浮かぶ人も多いのでは…

大嘗祭@國學院大學博物館

前日との気温差が激しい上に霧雨も降って、大変寒さが染みる日でした。 大嘗宮見物をした後、もう少し細かく建物を見たくなり、大嘗宮のミニチュアが展示されていると聞いて國學院大學博物館へ行きました。 企画展「大嘗祭」です。来月12月15日までの開催。 …

トルコ至宝展@国立新美術館

キラキラしたものを見に国立新美術館へ。 トルコ至宝展です。 www.nact.jp アジアとヨーロッパにまたがる交易の要地・トルコは、多様な文化を受容・融合し、比類ない美を育んできました。本展では、イスタンブルのトプカプ宮殿博物館が所蔵する貴重な宝飾品…

「明治150年記念 華ひらく皇室文化 ―明治宮廷を彩る技と美―」展@泉屋博古館分館

久しぶりの泉屋博古館分館です。紫木蓮と桜がほころび始めていました。 明治の超絶技巧を楽しみに、「明治150年記念 華ひらく皇室文化 ―明治宮廷を彩る技と美―」展に行きました。 megalodon.jp 右上《金羽文小筥~小鳥たちのコロニー 平成9年(1997) 株式会…

河鍋暁斎 その手に描けぬものなし(後期)@サントリー美術館

展示替えがされたようなので、前期に引き続き、サントリー美術館で開催の河鍋暁斎展に行ってきました。 www.suntory.co.jp 最初、新・北斎展とどっちに行こうかと悩んだのですが、あちらが入場制限するほどの混雑になっていると聞いて、暁斎展にしました。こ…

河鍋暁斎 その手に描けぬものなし(前期)@サントリー美術館

この日は築地で朝ご飯。 melonpankuma-rakugo.hatenadiary.jp 外堀り通り経由で六本木通りに入ってしばらく進んだ六本木二丁目付近、多分この当たりと周りを回りを見渡すと、案の定、画用紙を組み立てたかのような建物が見えました。テンプルタウンハウスと…

新・北斎展@森アーツセンターギャラリー

豊洲市場で朝ご飯を食べた後、走って六本木へ。 melonpankuma-rakugo.hatenadiary.jp みんな大好き北斎を観ます。 macg.roppongihills.com 本展の監修は永田生慈氏で、太田記念美術館副館長を経て津和野に葛飾北斎美術館を設立された北斎研究の第一人者です…

琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―@山種美術館

今にも降り出しそうな重い空の下、山種美術館に行きました。 「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」展です。 いよいよ本日から「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」展がオープン!宗達・光琳・抱一・其一ら琳派の絵師に加え、神坂雪佳、速水御舟、そして田中一光…

建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの@森美術館

先日行った都城市民会館の感動を胸に、森美術館で開催中の「建築の日本展」に行ってきました。 www.mori.art.museum 本展は、いま、日本の建築を読み解く鍵と考えられる9つの特質で章を編成し、機能主義の近代建築では見過ごされながらも、古代から現代まで…

寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽@サントリー美術館

春分の日、東京は一日冷たい雨でした。雨の休日は濡れずに行ける六本木へ向かうのが我が家の定番コースなので、サントリー美術館に行くことにしました。 www.suntory.co.jp 江戸時代の寛永年間(1624~44)は、「きれい」という言葉に象徴される寛永文化を育…

六本木開館10周年記念展 天下を治めた絵師 狩野元信(後期)@サントリー美術館

またも台風で天気の怪しい週末。家から天候に関わりなく行ける美術館として重宝している、サントリー美術館に行きました。狩野元信展のメインビジュアル、《四季花鳥図(旧大仙院方丈障壁画)》を観るために再訪です。 melonpankuma.hatenablog.com 再訪とは…

六本木開館10周年記念展 天下を治めた絵師 狩野元信(前期)@サントリー美術館

台風の影響が心配された連休二日目は、小雨の中、ちぃばすでトロトロと六本木ミッドタウンへ。 サントリー美術館六本木開館10周年記念の狩野元信展に行きました。 www.suntory.co.jp 狩野元信(1477?~1559)は、室町時代より長きにわたり画壇の中…

野口哲哉 ドローイング展 ~鎧と鉛筆~@ギャラリー玉英

前日のミヅマアートギャラリーに引き続き、この日は骨董通りのギャラリー玉英へ。 現在「野口哲哉 ドローイング展 ~鎧と鉛筆~」展を開催しています。 gyokuei.tokyo 野口氏のデッサン百数十点が展示してあります。 どれも小さなものばかりで、お値段も手頃…

高円宮家所蔵 根付コレクション@國學院大學博物館

明治神宮に花菖蒲を見に行った帰り、國學院大學博物館へ寄りました。 ただ今、國學院大學創立135周年・國學院大學院友会発足130周年記念特別展「高円宮家所蔵 根付コレクション」展が開かれています。 本展は全て撮影可です。 展示室には、根付、緒締、印籠…

燕子花図と夏秋渓流図@根津美術館

前日まで初夏の日差しだったのが、この日は陽が出ず肌寒くなりました。 前夜に食べ過ぎたせいで胃がしくしく痛むのをこらえて、春の恒例、光琳の燕子花図屏風を観に根津美術館を観に行きました。 根津さん大盤振る舞いで、今年は其一の夏秋渓流図屏風も展示…

BABEL Higuchi Yuko Artworks 原画展@TOBICHI

バベルの塔展の興奮覚めやらぬ中、南青山のTOBICHIで開催中のヒグチユウコさんのバベル展を観に行きました。 www.1101.com まずTOBICHI へ。常設ショップの奥に、ヒグチユウコ氏のギュスターヴくんの複製画が展示販売されています。 そして、ブリューゲルの…

國學院大學 春の特別列品―絵でみる日本のものがたり―@國學院大學博物館

ソメイヨシノが散ったと思ったら、急に夏のような陽気になりました。こうも暖かいと、自転車でどこかに出かけたくなって、國學院大學博物館へ。 國學院大學 春の特別列品―絵でみる日本のものがたり― 展です。 國學院大學図書館が所蔵する貴重資料の展示を行…

絵巻マニア列伝@サントリー美術館

今年サントリー美術館は六本木開館10周年を迎えました。その記念として開催される展覧会の第一弾が絵巻マニア列伝展です。開催初日に行ってきました。 この展覧会の視点は歴代の絵巻愛好者にあります。絵巻の展示はもちろん、絵巻を愛した後白河院、花園院、…

ミュシャ展@国立新美術館

国立新美術館です。Twitterで初日やたら混雑しているような印象を受けたので朝早くに出かけてみたら、門さえ開いていなかったという。先走りすぎました。開門は9時半です。その前に行っても無駄。似たような境遇の方達と寒さに震えながら開門までしばし待機…

火焔型土器のデザインと機能@國學院大學博物館

天気良いし自転車でチャリチャリと國學院大學博物館の特別展示火焔型土器のデザインと機能展に行ってきました。 近くをよくウロウロしているくせに、こんなところに博物館があったとは知らなんだ。 博物館巡りなんて趣味を持たなきゃ、一生気づかないままだ…

野口哲哉展 ANTIQUE HUMAN@ギャラリー玉英

骨董通りのギャラリー玉英で開催中の野口哲哉展 ANTIQUE HUMANに行きました。 blog.livedoor.jp こちら、もう終わっちゃいましたけど記録として投稿しておきます。 歩道から丸見えです。覗きたくなるかわりに、入るのにやや勇気が必要。 最近、Twitterで猫を…

ジ・アートフェア +プリュス−ウルトラ2016@スパイラルガーデン

先週の話になりますが、スパイラルガーデンに行きました。 the art fair +plus-ultra(ジ・アートフェア +プリュス―ウルトラ)は、信頼と実績を誇るギャラリーが、優れた作品を紹介するカテゴリ+plusと40歳以下のディレクター個人を出展単位とする、世界で…

丸山応挙-写生を超えて-(前期)@根津美術館

根津美術館の応挙展に行きました。 円山応挙(1733〜95)は、「写生」にもとづく新しい画風によって、日本の絵画史に革命を起こした画家です。そんな応挙の「写生画」は、超絶的かつ多彩なテクニックによって支えられています。しかし近年、写生ないし写生画…

樋上公実子『バンビと小鳥』原画展@ピンポイントギャラリー

チョコレートブランドのテオブロマのパッケージのデザインが大好きで、前から気になっていた樋上公実子さんの原画展が開かれると聞いて、初日に行ってきました。 www.pinpointgallery.com 表参道の Pinpoint Gallery です。表参道駅からすぐ、青山通り沿いで…

三度目の鈴木其一展(後期)@サントリー美術館

前回行った後に大きく展示替えしたので、三度目の其一展に行ってきました。 半分くらい入れ替わっているので、すっかり新たな気分。平日でも会場はかなり混雑していました。 酒井抱一《雪中檜に小禽図》江戸時代後期 左に寄せられた檜の構図。雪の積もった根…

速水御舟の全貌-日本画の破壊と創造-(前期)@山種美術館

山種美術館【開館50周年記念特別展】 速水御舟の全貌―日本画の破壊と創造―展、初日に伺いました。 明るい時間に来るのは久しぶりです。 山種美術館と言えば御舟というくらい、それはそれは素晴らしいコレクションなのですが、それを惜しげなく一挙公開。しか…

明治有田 超絶の美-万国博覧会の時代@泉屋博古館

今年は宮川香山に始まり、何かと明治工芸が注目を浴びています。工芸はまったくもって勉強不足なので、これだけ集中して展覧会があると、とても為になります。 秋晴れの気持ちの良い日、泉屋博古館 分館(東京)に行きました。「明治有田 超絶の美-万国博覧…

ダリ展@国立新美術館

今日は国立新美術館。美しい建物です。 そういえば、ここって略称なんだろう?公式は英名の頭文字を取ってNACTと呼ばせたいんだろうけど。シンビ? お目当てはダリ展です。今後混雑確実な展覧会なので、行くのならまだ空いているうちに行ってしまおうと、オ…

再び鈴木其一展(前期)@サントリー美術館

ダリ展の後、すぐ近くの東京ミッドタウンへ移動し、二度目の其一展。 何度見ても、よいものはよい。特に第三室は一日いても見飽きません。 今回は《芒野図屏風》の前で長く過ごしました。朝顔図屏風もいいけど、この渋さも飽きなくていいなあ。 一回目の時予…

鈴木其一 江戸琳派の旗手(前期)@サントリー美術館

まず和楽で予習。琳派楽しい。 そして、其一展の初日に突入。 会場内は思いの外空いていたので、リラックスして観賞できました。 www.suntory.co.jp 今回の展示では、初期から晩年の作品まであますとこなく展示してあります。 其一の作品はとにかく色がきれ…