2017-01-01から1年間の記事一覧
今年もたくさんの展覧会に行きました。Twitterなどで多くの方が行ってよかったランキングを発表しているので、私も倣ってみることに。 2017年印象に残った展覧会 2017年の展覧会の感想 2017年クマ的展覧会トップ3 参考までに昨年のはこちら。 1位 禅展(東京…
2017年の最終開館日に、国立科学博物館へ行きました。 お目当ては、日本館地下一階の多目的室で開かれている、地衣類展です。 www.kahaku.go.jp 本企画展では、見えているのに見られていない、一見すると地味な「地衣類」の面白い姿や特徴をご紹介します。当…
2017年の東京国立博物館は、12月25日月曜日が最終開館日でした。今年の東博詣では22回でした。よく通いました。
迎賓館赤坂離宮で12月22日から24日までの3日間、「迎賓館特別参観」が行われていました。クリスマス前に優雅な気分に浸ろうと、キラキラ大好きな姪っ子と一緒に行ってきました。 迎賓館は、かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、明治42…
クリスマス前に目黒雅叙園に行きました。ロビーにクリスマスツリーがありました。鞠や水引で飾られていて、実にかわいらしい。 既に終わってしまいましたが、百段階段で開催していた神の手・ニッポン展に行きました。 kaminote.org 豪華な蒔絵で飾られたエレ…
熊谷守一展に行くついでに、国立公文書館へ。 江戸の花だより展を観ました。 当館が建つ北の丸公園一帯では、秋から冬にかけて紅葉が見ごろになります。江戸時代の人々も、植物を通して四季の移ろいを楽しんでいました。本展では、植物図譜を中心に、園芸書…
水鳥達を眺めながら、皇居のお堀をぐるりと回ります。 辿り着いたのは、東京国立近代美術館。 前々から気になっていた熊谷守一の画を見に行きました。以前、豊島区立熊谷守一美術館の写真を見たことがあり、その入口にあった蟻の画が、やけに好みで気になっ…
身を切るような寒さの中、朝一番で国立科学博物館へ向かいました。 南方熊楠生誕150周年記念企画展 南方熊楠-100年早かった智の人-展の初日です。 南方熊楠は、森羅万象を探求した「研究者」とされてきましたが、近年の研究では、むしろ広く資料を収集し、…
JR西川口駅から歩いて20分、河鍋暁斎記念美術館へ。 入口はこちら。以前はカフェで入場チケットを扱っていましたが、現在は入口から展示室に直接入り、その場で入場料を払う形式になりました。
本日もいそいそとトーハク詣で。本館正面にあるユリノキもすっかり葉を落としました。 展示替えのあったところを中心に一回りしました。
現在、東京国立博物館本館14室で、「刀剣鑑賞の歴史」の特集展示をしています。未だ面白みを見いだせずにいる日本刀の世界ですが、よい機会なので14室と13室の刀剣を集中して観ることにしました。 14室 刀剣鑑賞の歴史 古備前正恒の比較 長船光忠の比較 相州…
夕暮れ時、東京国立博物館の東洋館で開催中の「中国書画精華」展へ。展示替えの後も何度か東博に行ったにも関わらず、東洋館に足を向けることなく行きそびれていました。展示終了間際なのに気がついて慌てて駆けつける始末。 melonpankuma.hatenablog.com 東…
銀座のポーラミュージアムアネックスで面白い展示をしていると聞き、観に行きました。オルビス30周年記念 「ケの美」展(リンクはキャッシュ)です。 グラフィックデザイナーの佐藤卓氏をディレクターに迎え、日本人の伝統的な世界観である「ハレ」と「ケ」…
この日は朝一番に外苑前に向かい、まさに見頃を迎えたイチョウ並木を眺めました。 その後、明治神宮まで歩いて、明治神宮文化館の宝物展示室に向かいました。しかし、開館時間になっても開かない。なんと、この日は展示替えにつき閉館日。しかも、前期を逃し…
上野公園噴水前広場にTOKYO数寄フェス2017のインスタレーションがありました。 《プラテネス ―私が行きたようにそれらも生き、私がいなくなったようにそれらもいなくなった― 大巻伸嗣》上野公園ができる前にあった寛永寺をイメージして、寛永寺の山門「文殊…
現在、東博本館2階、特別1室と特別2室で、企画展「室町時代のやまと絵―絵師と作品―」が行われています。一部、展示替えがあったので、再訪しました。 melonpankuma.hatenablog.com
秋晴れのよい天気が続きます。ジョギングのついでに東博へ。 まずは庭園でのんびり休憩しました。日差しも随分とやわらいで、日向ぼっこが気持ち良い季節になりました。 本館 7室 屏風と襖絵―安土桃山~江戸 本館 8室 書画の展開―安土桃山~江戸 本館 10室 …
またも台風で天気の怪しい週末。家から天候に関わりなく行ける美術館として重宝している、サントリー美術館に行きました。狩野元信展のメインビジュアル、《四季花鳥図(旧大仙院方丈障壁画)》を観るために再訪です。 melonpankuma.hatenablog.com 再訪とは…
つい先日、東博平成館で運慶展を観ました。その余韻のあるうちに復習がてら、本館で展示されている慶派の作品を観に行きました。 melonpankuma.hatenablog.com 本館 14室 運慶の後継者たち―康円と善派を中心に www.tnm.jp 鎌倉時代に活躍した仏師運慶(うん…
東博では庭園の公開も始まりました。ますます博物館に通うのが楽しくなる季節です。まだ観ていなかったところを中心に、本館を一周しました。 3室 仏教の美術―平安~室町 3室 宮廷の美術―平安~室町 3室 禅と水墨画―鎌倉~室町 7室 屏風と襖絵―安土桃山~江…
現在、東博本館2階、特別1室と特別2室で、企画展「室町時代のやまと絵―絵師と作品―」が行われています。 www.tnm.jp 室町時代には、水墨を基調とする「漢画(かんが)」とともに、伝統的な「やまと絵」も描かれていました。これまでの技法・主題を継承しつつ…
毎度おなじみ東京国立博物館ですが、本日は東洋館で開催中の「中国書画精華」展へ。 東洋館 8室 中国書画精華―日本人のまなざし― 朝一番に来たので、貸し切り状態でした。 www.tnm.jp 今年も、秋の中国美術の名品展として「中国書画精華」を開催します。日本…
去年オープンしたすみだ北斎美術館。行こう行こうと思いつつ混雑を嫌って機会を逸していましたが、何やら楽しげなイベントが開かれると聞いて、ようやく重い腰を上げました。大江戸線の両国駅に、お目当てのポスターが張られていました。 まずは、すみだ北斎…
国宝展目当てに京都に行くタイミングで大徳寺の曝涼があると知りました。 この週末に国宝展に来られる方は、大徳寺の曝涼も見に行かれるのが良いと思います。(毎年10月の第二日曜日に開催されます。雨天中止ですが、今年は大丈夫そう) — みう (@hibitantan…
連休二日目は東寺へ行きましたので、その覚書です。 南門から入ります。平安時代、東寺は平安京の入口である羅城門の東にありました。つまり平安京の南端です。 www.toji.or.jp 東寺の境内を通り、東寺宝物館へ。 この時は「東寺観智院の歴史と美術 ―高僧と…
連休三日目は名古屋に移動して、愛知県美術館で開催されている長沢芦雪展へ。そこそこ混んではいましたが、焦るほどでもない感じ。子供の姿も多く、告知が広く行われている様子が伺えました。
大阪から移動して、夜間開館日の京都国立博物館へ向かいました。今年最も注目していた京都国立博物館の国宝展です。夕方ではありますが、結構な人の流れがありました。それでもロッカーなど不足しているようなことはなく、係員も混雑に慣れた様子。とらリン…
これから北斎展に行く方へ。できるだけ快適に北斎展を楽しみたい場合、今のうちなら平日の18時過ぎからが空いているようです(平日20時まで開館)。もちろん、チケットは事前にオンラインチケット、コンビニ、金券ショップなどで手に入れておきましょう。 連…
東博の東洋館では、秋フェス「博物館でアジアの旅」が開かれています。今年のテーマは「マジカル・アジア」です。博物館らしからぬ、怪しげな雰囲気に乗せられて、行ってきました。 以下に気になったものをメモとして残します(◎は重要文化財、◯は重要美術品…
都美のボストン美術館を出た後は東博の運慶展へ。平日に入場制限がかかるようになったと小耳に挟み、出かけるのが億劫になるくらいの行列になって後悔するくらいなら、今行こうと。 人の流れが明らかに平成館に向いています。エントランスにテントが用意され…