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鹿児島県

吾平山上陵:日向三代を巡る旅 その12

フェリーなんきゅう 吾平山上陵 フェリーなんきゅう 薩摩半島の最南端の指宿市から大隅半島への移動にはフェリーを使うことにした。吾平山上陵へのルートは、指宿市山川港と肝属郡南大隅町を結ぶフェリーなんきゅうを使うのが理想(おおよその所要時間:2時…

龍宮神社:日向三代を巡る旅 その11

長崎鼻に向かう。 お土産屋が立ち並ぶ道、長崎鼻パーキングガーデン。 途中に鹿児島弁検定の看板。 商店街が切れた所に龍宮神社がある。神社を横目に、まずは灯台へ向かう。 指宿まるごろ博物館①長崎鼻周辺案内板 長崎鼻の竜宮伝説 古事記にある「山幸彦と海…

玉乃井:日向三代を巡る旅 その10

池田湖から県道28号(岩本開聞線)を南下し、枚聞神社に向かう途中、田園風景が広がる中にぽつんと木立が生い茂る場所があった。浦島太郎伝説の元になった山幸彦海幸彦伝承の地だという。 江戸時代後期に薩摩藩によって編纂された『三国名勝図会』の24巻に「…

枚聞神社:日向三代を巡る旅 その9

開聞岳 『三国名勝図会』による枚聞神社 一の鳥居 手水舎 御神木 二之鳥居 勅使殿 拝殿 本殿 宝物殿 開聞岳 薩摩川内市から薩摩半島を南下して指宿市へ。年末だというのに菜の花が咲き誇る池田湖。さすが亜熱帯気候。遠くには薩摩富士とも呼ばれる開聞岳が見…

可愛山稜:日向三代を巡る旅 その8

可愛山陵(えのみささぎ)は天津日高彦火瓊瓊杵尊の陵。高屋山上陵、吾平山上陵とともに神代三山陵の一つである。 瓊瓊杵尊の陵は、『日本書紀」に「筑紫日向可愛山之山陵」とあり、明治政府により1874年(明治7年)、新田神社(現・鹿児島県薩摩川内市宮内…

新田神社:日向三代を巡る旅 その7

一の鳥居 二之鳥居 神橋(降来橋) 門守神社 がらっぱ大明神 新田神社旧社殿礎石 末社三社 大楠 子だき狛犬 勅使殿 手水舎 東長庁 西回廊 東回廊 本殿 社務所 鎌倉時代に式内社枚聞神社と新田神社とで薩摩国一宮相論が起こったことから、薩摩国には一之宮が…

熊襲穴:日向三代を巡る旅 その6

熊襲の穴 稲積翁住居跡の碑 熊襲の穴 国道223号沿い、明治時代に開湯した妙見温泉の中心に位置する石原荘から少し下ったところに「史跡洞窟 熊襲隼人 日本武尊」の大きな立て看板があり、その坂を上ると駐車場がある。熊襲穴までは駐車場から山道を約200m登…

鹿児島神宮:日向三代を巡る旅 その5

大鳥居 三之社 二之鳥居 奉納木馬 鹿児島神宮案内板 神橋 御門神社 鈴懸馬 御神木 社務所 手水舎 鹿児島神宮由緒案内板 竜宮の亀石 鹿児島神宮社殿案内板 勅使殿 拝殿 本殿 四所神社 隼風神社 式内神社 稲荷神社 招魂社 山を下り霧島市の市街地にある大隅国…

霧島神宮:日向三代を巡る旅 その4

霧島神宮は延喜式にある「日向国諸県郡 霧嶋神社」の論社で、創建は記紀成立以前の6世紀にまで遡れるらしい。霧島の地は山岳信仰を元にした修験道が古くから盛んで密教文化が濃く、六つの権現社があった。 元は高千穂峰と御鉢火山の間をつなぐ背門丘に「高…

高千穂河原:日向三代を巡る旅 その3

高千穂河原には有料駐車場があり、乗用車500円を払って利用する。 車を下りて高千穂峰を眺める。なるほど、この景色が「日向の襲の高千穂くじひ二上峰」かと合点する。 東西に長い高千穂峰を真横から見ている。つまり二つの山のように見えているのは御鉢火山…

高屋山上陵:日向三代を巡る旅 その2

年末の羽田空港は大混雑。とても荷物を預ける気にはなれません。余裕を持って空港に着いても、出発時間が近づいて最終的に優先レーンで案内されました。 定刻よりやや遅れて宮崎に到着。霧島に向かって出発する前に腹ごしらえ。山椒茶屋でえび天うどんと高菜…

天孫降臨伝承地:日向三代を巡る旅 その1

今月15日から東京国立博物館で開催される「出雲と大和」展の予習として、昨年は記紀をテーマに鹿島・香取、伊勢、出雲に出かけ、年末に日向三代を巡る旅に出かけた。 旅行プランを練る上で、日向三代の話、いわゆる日向神話をテーマにすると絶対にぶつかる壁…