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奇才―江戸絵画の冒険者たち―@江戸東京博物館

東京都慰霊堂から江戸東京博物館へ移動して、特別展「奇才―江戸絵画の冒険者たち―」を観ました。
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緊急事態宣言解除後初の博物館訪問でした。

www.edo-tokyo-museum.or.jp

 

軽い気持ちで観に行ったら、初っ端が俵屋宗達作品。次いで光琳、山雪と続いたところで、これは期待以上の展覧会だとわかり小躍りする心地で周りました。

移動制限のある中だったこともあって館内がとても静かだったことも印象に残りました。こういった催しで、耳栓なしで鑑賞できたのは初めてだったかもしれません。夫に話しかけようとして声を出したら、やたら響くような気がして冷や冷やしました。まさか理想的な展覧会をこんな状況で味わえるとはね。

 

鷲神社寄贈の大熊手
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ランチは館内の銀座洋食三笠會館へ。宣言解除直後だったこともあって、感染症対策が厳重に施されていました。特にマスク入れの袋が用意されていたのに感心しました。
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チキンドリアです。

 

こちらを訪れたら、固めプリンを食べなくてはいけません。
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これは私の義務です。

 

江戸博敷地内北側の歩道に、言問橋の欄干と縁石が残されていました。
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東京都慰霊堂と重ねて、東京の災害の歴史に思いを馳せる一日となりました。

東京都慰霊堂

 

夫が昔懐かしい惣菜パンが食べたいというので、朝ご飯は築地へ行って昭和のパンをいただきます。

www.tsukijikimuraya.com

コロッケサンドとたまご焼きそばパンです。
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お腹が満ちたので、大江戸線で両国に移動しました。
目的地は両国駅A1出口から出てすぐの都立横綱町公園です。

tokyoireikyoukai.or.jp

両国国技館が近いので、つい「よこづな」と読みたくなりますが、よく見てください。「よこあみ」です。

 

こちらにある伊東忠太建築を見物します。

 

この日は梅雨前に真夏のような日差しでした。緑が眩しいのなんの。そして、風も強いのなんの。何度も日傘がお猪口になりかけました。
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傘を抑えながら、必死にスマホで写真を残します。

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狩野派 ─画壇を制した眼と手@出光美術館

最近ご無沙汰していた出光美術館へ行きました。
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狩野派 ─画壇を制した眼と手(リンクはキャッシュ)を観ます。f:id:Melonpankuma:20200219213441j:plain
2019年度の出光美術館の展覧会は焼き物と水墨画が多くて極彩色のキラキラしたものに飢えていたので、とても楽しみにしていました。

前情報によると、2020年度はオリンピックイヤーを意識してか賑やかになりそうなテーマが続いています。大いに期待しています。

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四谷須賀神社で蘇民将来の茅の輪守

お守りを貰いに四谷の須賀神社へ行きました。f:id:Melonpankuma:20200229121457j:plain
男坂を登ります。

こちら『君の名は』のラストシーンの舞台だそうで、聖地巡礼されている方もちらほらいらしてました。
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階段を登りきったところに駐車場と賃貸住宅須賀の杜がある。その先に、もうひとつ階段。
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開山堂(両大師)で角大師護符

一ヶ月ぶりの上野公園。観光客がいないので、人出は今までの三割程度でしょうか。ここ数年ではみたことがないくらい閑散としておりました。

現在、新型コロナウイルスの感染防止のため東京国立博物館は閉館中。

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出雲と大和展、もう一回ぐらい観に行きたかったんだけどなあ。

本館前のユリノキに飾り付けがしてあり、反射してキラキラ輝いていました。
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形代でも貼って呪術系展示でもしているのかと思って単眼鏡を覗きましたが、そういう風なものではありませんでした。あたりまえです。二週間後のお楽しみですね。

 

本日のお目当ては、トーハクのお隣の開山堂です。
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天台宗、開山堂は東叡山寛永寺の開山である慈眼大師・天海と、天海が尊崇していた慈恵大師・良源の二人の大師をお祀りしていることから、古くから両大師と呼ばれています。ちなみに東京で唯一の門跡寺院でもあります。

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出雲と大和@東京国立博物館 平成館

1月中旬を過ぎてようやく2020年初の東京国立博物館です。正月早々に風邪を引いて、半月を引きこもりで過ごしてしまいました。
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この日、本館には特別公開「高御座と御帳台」に並ぶ列ができていました。
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私は平成館の方に向かいます。
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本館の賑わいとは打って変わって、こちらは平和なものです。
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平成館、玄関脇のパネル。
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銅鏡と銅鐸のかっこよいこと。

www.tnm.jp

令和2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀』が編纂された養老4年(720)から1300年という記念すべき年です。その冒頭に記された国譲り神話によると、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは「幽」、すなわち人間の能力を超えた世界、いわば神々や祭祀の世界を司るとされています。一方で、天皇は大和の地において「顕」、すなわち目に見える現実世界、政治の世界を司るとされています。つまり、古代において出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として、重要な役割を担っていたのです。
「幽」と「顕」を象徴する地、島根県奈良県が当館と共同で展覧会を開催し、出雲と大和の名品を一堂に集めて、古代日本の成立やその特質に迫ります。

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ミナ ペルホネン/皆川明 つづく@東京都現代美術館

東京都現代美術館を訪れたのは何年ぶりでしょう。2019年3月にリニューアルオープンして初めての訪問です。
f:id:Melonpankuma:20200215234840j:plainミナ ペルホネン/皆川明 つづくを観ました。

mina-tsuzuku.jp

ミナ ペルホネンは、デザイナーの皆川明(1967-)が設立し、ファッション・テキスタイルを中心に、且つデザインの領域にとらわれない活動をしています。
皆川がミナ ペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは 1995 年。一過性の流行ではない普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深いコミュニケーションを重ねながらものづくりをつづけてきました。(中略)本展覧会では、多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、ミナ ペルホネンの独自の理念や世界観を紹介するとともに、現代におけるものづくりの意味や、デザインの社会における役割を考察します。 

一番最初の部屋は撮影可でした。美しくデザインされた様々な表情の布が壁に貼られています。
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他にも何部屋か撮影可でした。

洋服の森。ここが一番楽しかった。
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どの服も素敵なものばかりです。あれが良いこれが好き、あの人が着たところを見たい、生まれ変わったらこれが着たいと想像が膨らみます。

趣味とは違うけど、なぜか気になった服。
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近づいたら、目があった。
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これは着てみたいと思った服。
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やっぱり、これも目があった(笑)
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こういうのも好き。
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気に入って一番長く見たのは新聞の挿画の部屋でした。日本経済新聞川上弘美著の連載小説『森へ行きましょう』の挿画が並んでいました。あれくらいのサイズ感が私はとても好きで、いつまでも見ていたい気分になりました。

 

巻き貝を構造とするシェルハウス。建築家中村好文の設計。
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「簡素で心地よい宿」のプロトタイプだという。

それほど混雑していなかったこともあり、一時間程度で見終わりました。
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日本画と違って凝視するものが少なく、私にとっては気軽に見られる展示でした。

 

帰り、MOTの近くにあるスペシャルティコーヒー屋さんに行きました。ザクリームオブザクロップコーヒーさんです。
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ピエール・マルコリーニの焼菓子と一緒にホンジュラスを。
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大変居心地のよいカフェでした。