クラシックホテル展ー開かれ進化する伝統とその先ー@建築倉庫ミュージアム
6月下旬、天王洲アイルにある建築倉庫ミュージアムへ『クラシックホテル展ー開かれ進化する伝統とその先ー』を観に行きました。
当初2月8日からの開催予定がコロナ禍で延期されていました。公式サイトで再開の案内を見て早速予約しました。
archi-depot.com
受付で『高山明/Port B「模型都市東京」展』のチケットが貰えました。
『クラシックホテル展』の前に、事前予約しておいた模型倉庫見学に参加しました。小型模型はスチールラックに無造作に並べられている印象。大きめの模型の一部は、別途スペースを設けて展示されていました。見学時間が限られているので、隅々を観るにはとても時間が足りません。模型を眺めるのは、水墨画に描かれる景色の中に想像で入るのに似て、かなり楽しかった。見学時間15分はどう考えても短すぎました。
模型倉庫の入り口近くの棚に『クラシックホテル展』の模型があって、あれ?これだけのスペース?と思ったのが率直な印象。なにせ一般 ¥3,100 の高額入館料でしたので。
そんな予感を抱きつつ、いざ本展へ入場。
《本館2階ロビーのキングスチェア ホテルニューグランド 大正末期》
会場に展示してある椅子に実際に座れます。
《鉄道院所管線路図 奈良ホテル 1914年》
赤い展示室には、日本を代表する12のクラシックホテルを紹介する写真、インタビュー動画、家具、ジオラマ模型、建築図面等が展示されていました。
左《椅子(敷地内の蔵より発見) 日光金谷ホテル 制作年代不詳》
中《日光彫の小机 日光金谷ホテル 制作年代不詳》
右《椅子(敷地内の蔵より発見) 日光金谷ホテル 制作年代不詳》
左《ロビーで展示されている椅子 万平ホテル 大正初期》
右《軽井沢彫の小机 万平ホテル 制作年代不詳》
《ロビーの家具セットと将棋盤 奈良ホテル 明治後期》
《コーヒーパーラー ヒルトップの椅子 山の上ホテル 1976年》
《食堂棟 天井絵のレプリカ 富士屋ホテル 制作年代不詳》
入場料が高額なわりに展示は少なめ。模型や設計図がメインなので、それらで建物をイメージできないと辛い。
ちょうどランチタイムに退館したので、近くのブレッドワークスでランチにしました。
おまかせパンに3種類のデリがついた プレートランチです。おいしかったし、彩り豊かで幸せな気分になりました。