春・さくら・咲クヤ at百段階段@百段階段
5月の陽気に誘われて、目黒雅叙園へ。
百段階段の展示はこの日が最終日でした。
気になったものをいくつか写真で残しておこうと思います。
《雲取り鶴に花の丸 ホテル雅叙園東京ドレスギャラリー所蔵》
《君暮らす街Ⅰ ペーパークラフト 太田隆司》
《生花 一葉式いけ花 家元 粕谷尚弘》
花を透かして見上げると、天井の花鳥画がより美しく見えました。
《つまみ細工 日本手芸普及協会》
《雪輪桜模様象牙柳川櫛 澤乃井櫛かんざし美術館》
柳川櫛は象牙を臙脂虫の体液((コチニール))で赤く染めた櫛のこと。若い女性が魔除けとして使ったとか。
目黒雅叙園に行った時のお約束。ラウンジカフェ、パンドラでグルメバーガー。
目もお腹も満足しました。
国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅@東京国立博物館 平成館
本館で両陛下と文化交流展の後期展示を観た後、平成館に移動します。
国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅展を観ました。
結構な賑わいです。仏像って自分が思っている以上に人を集めるんだなあと。
東寺は一昨年の秋に行ったので、お久しぶりな気分。
まさか、こんなに早く東京で観られるとはね。
続きを読む御即位30年記念「両陛下と文化交流―日本美を伝える―」展(後期)@東京国立博物館 本館
アンドリュー・ワイエス展@美術愛住館
現在、美術愛住館一周年記念として、アンドリュー・ワイエス展を開催しています。前週、福島県立美術館の常設展示でワイエスのタブローを観る僥倖があり、エスキースにも興味がわきました。
※リンクはキャッシュです。
続きを読む20世紀のアメリカを象徴する作品として、ニューヨークの近代美術館に収蔵されている名画《クリスティーナの世界》の習作や、その舞台となったメイン州クッシングにあるオルソンハウス(現在アメリカ合衆国国定歴史建造物)の作品を、丸沼芸術の森が所蔵する238点の中から、40点を厳選して公開します。
東日本大震災復興祈念 伊藤若冲展@福島県立美術館
朝から東北新幹線に乗ります。
東京駅で買った駅弁。ルーローハンで朝ご飯です。
本日、スケジュール次第では昼ご飯抜きになりかねないので、ここはしっかり食べておきます。
福島駅に着いたら季節が真冬でした。完全防寒してきてよかった。
飯坂線に乗り換えて、二駅進みます。
福島県立美術館に9時到着でした。
都美館で観たばかりだというのに、またここ最近若冲付いてます。
京都人の若冲をなんで福島で?と思う方もいるかもしれませんが、福島県美は著名な若冲コレクターであるプライス夫妻の協力で2013年に「若冲がきてくれました」展を開催しています。それは、2011年の東日本大震災と福島第一原子力発電所事故後、2012年のベン・シャーン巡回展においてアメリカの美術館7館が所蔵作品の展示を拒否した経緯があった中での開催でした。プライス夫妻の心意気に泣けます。
その後、2016年に都美館での《動植綵絵》一堂展観で異常な程の人気の再燃があって、先行した福島での「若冲がきてくれました」展にも光が当てられました。ここで再度の開催。行かないわけにはいきません。
9時半の開館まで白テントの中で待機です。
待合所があったおかげで寒さに困ることはありませんでした。ありがたや。