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和キルト展@目黒雅叙園百段階段

会期も残り少なくなってきましたが、目黒雅叙園にようやく「和キルト × 百段階段 2018」展を観に行きました。
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www.hotelgajoen-tokyo.com

ヨーロッパ生まれ、アメリカ育ちのパッチワークキルト。針と糸で紡ぐ、生活に根ざしたクラフトは布の持つぬくもりで世紀を超えて女性の心に豊かさを伝え、日本国内でも愛好家が300万人以上いるといわれています。
第3回目の開催となる今回は「和-モダン」をテーマに、著名作家による招待作品と共に、コンクールやグループ出展、公募ミニキルトの作品をはじめとした様々な作品が展示されます。

入り口に展示してあった大島紬の古布を使ったキルトが大変美しかったのですが、受付をした後にさっさと入ってしまって、上の以外の写真がなくて残念です。

以下、気になったものについてメモを残します。

エレベーターホール

《花・飛翔 藤本幾久代、他》
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十畝の間 和キルト×百段階段2018 衣桁にかける和のキルトコンテスト入賞作品

金賞《蒔絵と回路 大澤恵美子》
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ホテル雅叙園東京賞《組み寄せ 平沼淳子》
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漁礁の間 和キルト×百段階段2018 衣桁にかける和のキルトコンテスト入賞作品

協賛社賞《静寂 塚原やす子》
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円窓から眺める竹林を意匠化したもの。

草丘の間 招待作家による衣桁作品と床の間のインスタレーション

《日の丸に敬愛をこめて 菅原順子》
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段染めのミシン糸で白地の部分にも細やかに模様縫いが入っていた。

右《牡丹曼荼羅 フリードル久美子》
左《Secret in the Garde ー唐草の奥にはー フリードル久美子》
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牡丹柄を曼荼羅。近寄っても布の模様にしか見えなかったのですが、実はミニチュアキルトというジャンルになるそうで、レースかと思うような恐ろしく細やかなステッチが入っていました。

《和に咲く華Ⅱ 利根川加代子》
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コントラストの強い作品は写真にするとなお映える。照明の影響が多分にありそうですが。

頂上の間 公募によるミニキルト・グループキルト撞木作品

この辺まで来ると、天井の絵までがキルトに見えてきました。
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佳作《喜 大西登美子》
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笹の葉の上に置かれた赤い鯛。よくよく見ると、扇形の布には椀物やお寿司の柄が見えました。ひたすら目出度いキルト作品です。

 

展示を見た後は、カフェラウンジ・パンドラでグルメバーガー。
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今回も満ち足りた気分です。