アンドリュー・ワイエス展@美術愛住館
現在、美術愛住館一周年記念として、アンドリュー・ワイエス展を開催しています。前週、福島県立美術館の常設展示でワイエスのタブローを観る僥倖があり、エスキースにも興味がわきました。
※リンクはキャッシュです。
続きを読む20世紀のアメリカを象徴する作品として、ニューヨークの近代美術館に収蔵されている名画《クリスティーナの世界》の習作や、その舞台となったメイン州クッシングにあるオルソンハウス(現在アメリカ合衆国国定歴史建造物)の作品を、丸沼芸術の森が所蔵する238点の中から、40点を厳選して公開します。
東日本大震災復興祈念 伊藤若冲展@福島県立美術館
朝から東北新幹線に乗ります。
東京駅で買った駅弁。ルーローハンで朝ご飯です。
本日、スケジュール次第では昼ご飯抜きになりかねないので、ここはしっかり食べておきます。
福島駅に着いたら季節が真冬でした。完全防寒してきてよかった。
飯坂線に乗り換えて、二駅進みます。
福島県立美術館に9時到着でした。
都美館で観たばかりだというのに、またここ最近若冲付いてます。
京都人の若冲をなんで福島で?と思う方もいるかもしれませんが、福島県美は著名な若冲コレクターであるプライス夫妻の協力で2013年に「若冲がきてくれました」展を開催しています。それは、2011年の東日本大震災と福島第一原子力発電所事故後、2012年のベン・シャーン巡回展においてアメリカの美術館7館が所蔵作品の展示を拒否した経緯があった中での開催でした。プライス夫妻の心意気に泣けます。
その後、2016年に都美館での《動植綵絵》一堂展観で異常な程の人気の再燃があって、先行した福島での「若冲がきてくれました」展にも光が当てられました。ここで再度の開催。行かないわけにはいきません。
9時半の開館まで白テントの中で待機です。
待合所があったおかげで寒さに困ることはありませんでした。ありがたや。
「明治150年記念 華ひらく皇室文化 ―明治宮廷を彩る技と美―」展@泉屋博古館分館
大哺乳類展2 -みんなの生き残り作戦@国立科学博物館
トーハクで二個目のお花見バッジを貰った後、科博に移動しました。
大哺乳類展2を観ます。
本展は「生き残り作戦」をテーマに、骨格標本をメインに展示して移動、食、繁殖について掘り下げています。
会場は予想以上に大混雑。耳栓なしでは過ごせません!
だよねー。哺乳類、楽しいもんねー。みんな観に来るよねえ。
マタコミツオビアルマジロの全身骨格。
通常の哺乳類は脊柱を伸ばして歩幅を伸ばすが、アルマジロは背中に鎧があるせいで脊柱を丸めた状態から伸ばすことが出来ず、四肢の可動範囲が狭い。そこで、歩幅を広げるためにつま先立ちになり、四肢を高速に動かして移動するんだとか。ビデオが展示されてて、動きがダンゴムシみたいで面白かった。
ゾウアザラシの全身骨格。
骨格で見ると大きさがよくわかります。名前にゾウと付くだけある。
剥製の数々。圧巻です。
テナガザルの全身骨格。
長く手を伸ばして移動するため、肩関節が背中側についている。
シロナガスクジラ模型。巨大です。
裏に骨格が展示されていました。
ナミチスイコウモリの頭蓋骨。
吸血食なので、使われない奥歯が退化している。
イノシシの親子。
うり坊の背中の模様は保護色になっています。
第二会場では2018年に鎌倉由比ヶ浜に漂着した0歳のシロナガスクジラの死骸についての展示がありました。赤ちゃんとは言っても全長10メートルですから、鎌倉の大仏と変わらない。でも、乳児!シロナガスクジラって本当に巨大なんですねえ。
特設のミュージアムショップでヒグチユウコ氏のコラボ商品を購入。
ヒグチ氏の商品は一人一点の販売制限がありましたので、必要あったのかどうかわかりませんが、一応夫と一緒にレジに並びました。でも、両方共私のです(笑
東博に科博とはしごして疲れたので、上野風月堂本店で焼き立てカステラのカラメリゼにホイップクリーム追加で糖分補給。
この後、やたらと強風で帰宅に難儀しました。食べてなかったら行き倒れてたかも。