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琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―@山種美術館

今にも降り出しそうな重い空の下、山種美術館に行きました。
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琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」展です。

館内は大変賑わっていました。さすが琳派、人を集めますね。

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和キルト展@目黒雅叙園百段階段

会期も残り少なくなってきましたが、目黒雅叙園にようやく「和キルト × 百段階段 2018」展を観に行きました。
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www.hotelgajoen-tokyo.com

ヨーロッパ生まれ、アメリカ育ちのパッチワークキルト。針と糸で紡ぐ、生活に根ざしたクラフトは布の持つぬくもりで世紀を超えて女性の心に豊かさを伝え、日本国内でも愛好家が300万人以上いるといわれています。
第3回目の開催となる今回は「和-モダン」をテーマに、著名作家による招待作品と共に、コンクールやグループ出展、公募ミニキルトの作品をはじめとした様々な作品が展示されます。

入り口に展示してあった大島紬の古布を使ったキルトが大変美しかったのですが、受付をした後にさっさと入ってしまって、上の以外の写真がなくて残念です。

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建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの@森美術館

先日行った都城市民会館の感動を胸に、森美術館で開催中の「建築の日本展」に行ってきました。
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www.mori.art.museum

本展は、いま、日本の建築を読み解く鍵と考えられる9つの特質で章を編成し、機能主義の近代建築では見過ごされながらも、古代から現代までその底流に脈々と潜む遺伝子を考察します。貴重な建築資料や模型から体験型インスタレーションまで100プロジェクト、400点を超える多彩な展示によって、日本建築の過去、現在だけでなく、未来像が照らしだされることでしょう。

本展は、展示室内の許可された場所で撮影が可能です。

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都城市民会館

一泊二日で宮崎県に行ってきました。
昼ご飯に宮崎ブーゲンビリア空港にあるレストランに行ったところ、からくり時計「夢かぐら」がちょうど始まりました。
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手力男命とあまのうずめの命が太鼓の音に合わせて舞うという、日向物語をモチーフにした神話の国宮崎らしいからくりでした。

チョウザメの刺し身。宮崎は最近国産キャビアを作っているのだとか。
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案外癖のないお味。ソテーにも唐揚げにも何にでも使えそうですね。

そして、宮崎の定番、チキン南蛮。
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東京でよく見る、「なんちゃって」じゃないチキン南蛮です。本場の味はやはりおいしい。

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名作誕生-つながる日本美術@東京国立博物館 平成館

新年から年度末の多忙な時期がすぎてようやく日常が戻ってきた時期、トーハクで楽しみにしていた特別展が始まりました。

www.tnm.jp

若冲展みたいなことになったらたまらないと思って、初日の朝早くから並びに上野の東京国立博物館へ行きました。
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全然並んでなかったんですけどね。完全な勇み足でした。

特別展の混雑の差は何なのでしょうねえ。私的には仁和寺や運慶展以上に混むと思っていたんですけど。もちろん混まない方が観る時には嬉しいのですが、意気込んできた気恥ずかしさもあって、拍子抜けしました。

暇なので、入り口の大きな看板を撮ってみたり。
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開館した後は、平成館まで係員の誘導の下で進みました。
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正門から遠いから、人気の特別展になると走って転けちゃう人とかいるんだろうなあと思いながら、係員さんの後を歩きます。

コインロッカーに荷物を預けて、いよいよ展示室へ。
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日本美術の流れ@東京国立博物館 本館

どんよりと重い雲の下、毎度お馴染み東京国立博物館です。
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基本的に美術館は寛ぐために行っている私。ゴールデンウィーク中はあまりに展示室が混んでいて気が休まらない状況だったので、もったいなくて見て回るのを止めておいた本館の常設展を改めて観に行きました。あの広い空間をぼんやりとした頭で回って、その中でキラキラ輝いているものを見つけるのが好きなのです。混雑していると人を避けて歩かなくてはいけないから、ぼーっとしていられないので。 続きを読む